南米アンデス原産のキク科の多年生植物で、サッマイモに似た塊根を利用する。生で食べるとナシのようなシャキシャキした歯ざわりと甘味があり、加熱して(茄でる、炒めるなど)サラダ等にも添えられる。繁殖は、塊根ではなく、塊茎状になった地下茎を用いる。生育は旺盛で、草丈は200cm近くまで伸び、10月にヒマワリに似た黄色の花を開花する。収穫は、11月中旬の降霜前に行う。無農薬で十分栽培できるので、家庭菜園でも取り組んでみたいイモ類の一つ。塊根に含まれるフラクトオリゴ糖の整腸作用等の健康効果が知られ、栽培のしやすさも考えると、今後の注目株である。